【ワンルームマンション投資・オーナーインタビューvol.4】誰かがローンを支払い続けてくれ、気づけば財産ができている /教員・Y.T.さん(30)

ワンルームマンション投資って、実際のところ、どうなの? それを確かめるべく、ワンルームマンション投資を行うオーナーの、リアルな声を聞いてみた!

「オーナーインタビュー」第4回目は、2018年に27歳でワンルームを購入した教員のY.T.さんです。錦糸町の物件で、価格は約2800万円でした。Y.T.さんはもともと投資にほとんど興味がなかったそうですが、急遽20代でワンルームマンション投資を開始しました。Y.T.さんの背中を押したものは、いったい何だったのでしょう?

毎月の支払いはゼロで、数十年後には毎月数万円が入る

──一括借上げ式のワンルームマンション投資では、毎月の収支が−1万円程度になることが一般的ですが、Y.T.さんの場合は反対に毎月の収支が500円ほどプラスになっているそうですね※。それはいったいなぜでしょう?

実は、もともとは通常の35年ローンを組む予定でした。ところが金融機関のローンコースの関係で、40年ローンを組むことになりました。その結果、月々のローン支払い額が少なくなり、収支がほぼゼロになりました。結果的によかったといえばよかったのかもしれません。

※Y.T.さんは錦糸町の約26平米・約2800万円の物件を、40年ローンで購入。毎月の支払い額とは、毎月の家賃収入(一括借上げ料)から、ローン支払額と管理費等を引いたものです。

ただしそのぶん完済年齢が5年後ろ倒しの68歳になったので、完済するのが定年退職の年を超えてしまいます。そこで、60歳頃のタイミングでいくらかまとまった資金を入れ、繰り上げ返済しようと思っています。そうすることで完済年齢を定年より前にもってくることができ、利息の総額も減らせます。

──毎月支払う金額がないと、投資をしている感覚がないのでは?

そうですね(笑)。口座の中で「家賃収入が振り込まれる」「ローンを支払う」というルーティンが勝手に行われていて、自分では預け入れをしたり引き出したりすることが一切ありません。だから変な話ですが、自分が買ったマンションのローンを、ずっと誰かが勝手に返済し続けてくれている感覚です。それでいて30~40年後には、完済して逆に毎月何万円ものお金が入ってくると考えると、不思議な感じがしますね。

──ワンルームマンション投資を始めることになった経緯を教えてください。もともと投資は何かしていましたか?

株式投資などの投資に関する営業電話がくることは何度かありましたが、実際に投資は一切やっていませんでした。

──ワンルームマンション投資を何で知りましたか?

やはり営業の電話で知りました。実は今回の前にも1度、ワンルームマンション投資の営業電話を受けたことがあり、お断りしたことがありました。だから今回も正直、やるつもりはほとんどなかったのです。

老後、年金の他に“助け”が約束されていることに安心感

──そこからなぜ契約に至ったのでしょう!?

前回の不動産投資会社は一括借上げのスタイルではなく、空室時に家賃収入が途切れる集金代行のスタイルでした。したがって空室が出たらローンの支払いを丸々自分が負担しなくてはならず、そこまでのリスクはちょっと負えないなと感じました。

でも今回の不動産投資会社は一括借上げの契約で、たとえ空室が出ても家賃収入が保証される仕組みでした。そのぶん自分の毎月の取り分は少し減りますが、空室が出た時の心配をしなくていいのは自分としては非常に大きかったですね。それで本気で検討することにしたのです。

──他に魅力を感じた部分は?

老後というか定年退職後に、金銭的な補助のようなものが生まれるところです。築数十年の物件の家賃収入なので10万円もいかないかもしれませんが、少なくとも数万円にはなります。それが将来約束されていることに、そこはかとない安心感がありました。それと、ワンルームマンション投資が生命保険の機能もカバーしてくれる点も魅力です。自分はそれまで特に生命保険には入っていなかったので、ちょうどいい機会だなと思いました。

※生命保険効果について

あとは、教員たちの間でワンルームマンション投資をやっている人が多かった点も、後押しになりました。同じ学校のベテラン教員だったり、他の学校の知り合い教員だったり、既にワンルームマンション投資をやっている知人が何人かいたんですよね。「この人たちもやっているのなら、まあ大丈夫かもな」と、何気に大きな安心材料になりました(笑)。

──リスクに関しては、どう考えましたか?

もちろん投資なので、リスクはゼロではないと思いました。特に地震などの災害で建物が大きな被害を受けた場合、投資はどうなってしまうのか。それと金利変動性のローンなので、金利が上がって利息がふくらむことが心配でした。ただそのへんも、契約前に営業マンがしっかり説明してくれました。そのおかげで、リスクとはいっても差し迫ったものではなく、それこそ東京がまるごとつぶれてしまうレベルのことが起きない限り、まあ大丈夫だろうと感じられました。

──ワンルームマンション投資を始めて、何か変わったことは?

一つはやっぱり安心感です。正直すごく大きな安心感とまではいきませんが、物件という形あるものを持っていることや、将来ある程度の収入が確保されていることに、なんとなくの安心感を覚えています。もちろん、ローンという借金を抱えている状態ではありますが、前述のように支払いが毎月発生するわけではないので負担は全くありません。

営業を受けなければ、一生知らずに終わっていた

それとワンルームマンション投資を検討し、実際に始めたことをきっかけに、お金に向き合うようになったことも一つの変化です。それによって具体的に何か行動しているわけではありませんが、老後までのお金のことや人生計画みたいなものを意識するようになりました。以前であれば、そんな先のことはまず考えなかったので。

──60歳・70歳頃の将来設計はどのように描いていますか。

それまでは今の仕事に集中して、家賃収入が入るようになったら少し余裕も出るので、以降は無理のない程度に好きな仕事ができたらいいですね。私は英語の教員をしているので、たとえば英語関係で教える仕事などでしょうか。オンライン環境も上手く使い、ささやかながらもいろいろと社会貢献できるのではないかと、イメージをふくらませています。

その時に、家賃収入という金銭的な後押しがあるのは、やはりありがたいことです。他にも退職金や年金があるかもしれませんが、年金に関しては、正直どうなるかわかりませんよね。そこも、ワンルームマンション投資をする一つのモチベーションになりました。

──逆に、ワンルームマンション投資のデメリットは?

すぐに利益が出ないところです。他の投資のように短期的に利益が出るわけではなく、30年・40年という長期的な目線で見て儲かるものなので、リターンを得るまでに時間がかかります。だから今すぐお金を増やしたい人には向きません。そのかわり特別なことは一切せず、リスクを抑えながら長期運用できるわけなので、デメリットはメリットの裏返しと言えますね。

──ワンルームマンション投資に興味を持っている人に何かアドバイスをお願いします。

営業マンは往々にして押しが強いので、それでかえって警戒や敬遠をしてしまう人も多いのではないでしょうか。でも、もしかするとその中にも、自分にぴったりマッチした投資法があるかもしれません。だから、ひとまずは電話先の話だけでも、先入観を捨てて聞いてみるのも私はありだと思います。もし話を少し聞いて違うと感じたら、きっぱりと断ればいいだけです。

営業マンからのアプローチがなければ、一生その投資のことをよく知らないままで終わる可能性が高いのではないでしょうか。だからこそ自分は、たとえその時点でやる気はほとんどなかったにしても、ひとまず話を聞いてみることにしました。結果、そうして本当によかったなと感じています。

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