なぜ「勤務医」にワンルームマンション投資がぴったりなのか

さまざまな職業の人が行う「ワンルームマンション投資」ですが、実はとりわけ相性の良い職業があります。それが、お医者さま。中でも「勤務医」は、これ以上ないほど好相性であると言われています。それはなぜなのかを、以下で説明します。

理由①_与信枠がとても優遇されている

ワンルームマンション投資はフルローンを組んで始めるのが一般的ですが、その点、勤務医は、フルローンをとても組みやすい立場にあります。実は融資の面からみた社会的属性が、他のどの職業よりも高いといえるのです。いうなれば勤務医は、“融資ヒエラルキーの頂点”にいるわけです。したがってフルローンが組みやすいことはもちろん、融資額の上限も、他の方々より優遇されていることが一般的です。

そうした社会的属性を活かし、中には一棟ものアパートなども含め複数の物件を次々と手に入れ、合計10億円近くの不動産投資ローンを組む人も存在します。

会社経営者やパイロット、大企業の役員など、同じくらいかそれ以上に高い年収の職業もあるのに、なぜ勤務医が「融資ヒエラルキーのトップ」なのでしょう?

その要因は「安定性」と「定年がないこと」にあります。

経営者や会社員の場合、業績の悪化や左遷、解雇などで収入が大きく落ち込む可能性があります。一方で勤務医は基本的に定年がなく、勤め先がつぶれたり、左遷や解雇にあったりする可能性が極めて低いとされています。したがって高年収を安定的に、長きにわたって稼げる職業とみなされています。

その点、弁護士や公認会計士、税理士、司法書士も事情は同じように思えますが、これらの職業は、もし何らかの理由で自己破産をした場合、資格を失ってしまいます。一方医者の場合は、自己破産しても医師免許は残り、医師業を続けることが可能です。また同じ医者でも開業医に関しては、病院経営を行う経営者であるため、安定性の面では勤務医に劣るとみなされます。勤務医が「融資ヒエラルキーの頂点」にいるといわれるのには、こんな事情があるわけです。

以上をふまえると、そのローン面での優位性を資産運用に活かさないのは、もったいないと言えるかもしれません。

理由②_激務でも問題なくできる

ワンルームマンション投資の「手間のかからなさ」も、勤務医と好相性である大きな理由です。勤務医の多くは激務で、特に大学病院にお勤めの方の多くが、非番の日に他の病院で非常勤として働く、いわゆる“バイト”を行っています。したがって、他に副業をしようにも、よほど手間がかからないものでない限り、なかなか続けられません。

同じ不動産投資でも、賃貸管理を自ら行うスタイルだと、入居者募集やクレーム対応といった大家業務が発生するため、日々の仕事の合間に行うのはなかなか難しいでしょう。

かたや株式投資やFXをするにしても、はじめにそれなりの勉強が必要ですし、相場の動きを最低限チェックする必要もあります。もちろん勤務医のかたわらで株式投資やFXを行う方もいますが、ワンルームマンション投資より手間がかかることは確かでしょう。

では、なぜワンルームマンション投資は、手間をほとんどかけずにできるのか。ここでいうワンルームマンション投資とは、一括借上げ(※)のスタイルを指しますが、一括借上げ式のワンルームマンション投資の特徴は、投資商品としての“パッケージ”が確立されている点にあります。

※不動産投資会社がオーナーから物件を借り受け、それを入居者に貸し出すスタイル。家賃収入は不動産投資会社からオーナーに支払われる形となり、たとえ空室や家賃滞納が発生しても、家賃収入は変わらず支払われる。サブリースとも呼ばれる。

投資商品としてパッケージが確立されているとはどういうことかというと、まずは物件自体が、不動産投資会社が提携する金融機関からフルローンの融資を受けられる企画で開発されている点です。したがって購入者の与信枠と信用情報に問題なければ、投資家はフルローン融資をスムーズに受けられる形になっています。他の不動産投資のように、投資家自らが、融資を受けるために金融機関を奔走する必要がありません。

加えて賃貸管理会社や建物管理会社もはじめから決まっているため、オーナーが入居者付けや入居者対応をする必要は一切なく、そうした管理会社を探す手間もかかりません。投資を始める際に、特に専門知識を学ぶ必要もありません。

要するにワンルームマンション投資であれば、始める前の勉強の手間も、融資づけの手間も、運用中のマンション経営の手間も、ほぼゼロに近い形で行えるのです。やることといえば、年に1回程度の税金の支払いと、確定申告くらいのものでしょう。だからこそ激務の勤務医でも、全く問題なく行えるというわけです。

理由③_付帯する保険の効率がいい

医者は、まさに「体が資本」のお仕事です。そのため働けなくなった場合に備え、何らかの保険に入っている方が少なくないでしょう。また医者は所得が多いので、生活水準が高くなる傾向にあります。そのため、万が一のことが起きたとき、自身や家族の生活レベルを維持するのがなかなか大変です。自分と同じように子供を医学部に通わせるケースも多いため、その点でも他の家庭より多くのお金が必要になります。

そうした事情から、高い掛け金を払って大きな保証の保険に入っている方が少なくありません。

一方、ワンルームマンション投資を始めれば、自動的に団体信用生命保険(団信)に加入することになり、その時点で生命保険効果が発生します(※)。加えて最近はがん保険や8大疾病保険をオプションで付けられるプランもあり、その場合、規定の疾病にかかった場合においても債務を団信が肩代わりしてくれます。

※もしローン名義人が死亡したり高度の障害を負って支払不能になったりした場合、団信がローン残債の全額を、保険金として金融機関に支払う保険。したがって本人や家族のもとには、残債なしの物件が残る。

つまり、たとえば2500万円の投資用ワンルームマンションを購入したら、その時点で2500万円分の生命保険に加入したのに近い形になるのです。ワンルームマンション投資では、月々の手出し金(※)は1万円程度になるのが一般的なので、毎月1万円の掛け金で2500万円の保証を得られる生命保険に加入したとも考えられます。通常の保険では、1万円の掛け金ではそうそう得られない保証額です。

※収入(=一括借入れ料)から支出(ローン返済額、管理費・修繕積立金)を引いたもの

したがって、もし物件を4件持てば、単純計算で毎月4万円の掛け金で、約1億円の保証が得られることになります。保険が欠かせない医者にとって、ワンルームマンション投資に付帯する保険のこうした「保険効率の良さ」は、非常に魅力なのではないでしょうか。

理由④_節税効果が大きい

ワンルームマンション投資に付帯する「節税」においても、年収が高い医者は大きな効果が見込めます。ワンルームマンション投資では、特に1年目にさまざまな諸費用が発生し、確定申告で赤字計上できることが一般的です。赤字が発生した場合、そのぶんを本業の課税所得から差し引けるため、源泉徴収で既に支払った税金が、後で還付金として戻ります。

税金は累進課税制度により、所得が多い人ほど多く税率がかかるので、そうして得られる還付金額も、所得の多い医者は大きくなります。また、課税所得が減ることで、たとえば税率の税区分が40%から33%に1段階下がれば、さらに大きな節税効果が発生します。

ワンルームマンション投資でまとまった節税効果が得られるのは一般的に1年目ですが、医者であれば物件1件で100万円近くの還付金が得られるケースもあり、決してバカにはできません。

以上のように、ワンルームマンション投資は、勤務医に驚くほどよくマッチしています。長年にわたる勉強や研修で得た勤務医というステータスを活用して、人より有利に運用できるこの投資法を、よりよい生活のために活かしていただければ幸いです。

※「勤務医がワンルームマンション投資を行う際にぜひ頭に入れておきたいこと」もあわせてどうぞ。

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